カテゴリー「KDE」の17件の記事

2020年2月24日 (月)

作業効率化:ウィンドウ操作〜仮想デスクトップ設定関連(KDE5)

Kd5_001

KDE5でのウィンドウ操作でのショートカットキーや仮想デスクトップ設定、操作関連のメモ。これを知っているのと知らないのでは作業効率が格段に変わるかと思います。なお、作業環境は Debian10 KDE となります。

ではウィンドウの整列(タイル化)関係から。

 

【1:ウィンドウ整列/タイル化】 
ウィンドウ整列と書きましたが、ウィンドウを画面の端に合わせてリサイズさせる機能のことです。KDEシステム設定を見ると「タイル化」と呼ぶようです。Windowsでの「ウィンドウ・スナップ」、Macでの「Split View」に当たるかと。

「Win(Meta)キー + ←」・・・左半面に整列
「Win(Meta)キー + →」・・・右半面に整列

Kd5_002

「Winキー + ←」で左半面に♪

Kd5_003

「Winキー + →」で右半面に♪

これを組み合わせれば、いわゆる左右2画面分割なんて形もできる。

Kd5_004

また、上下分割もできるが、見やすいかは微妙な感じ。使いどころは限られるかも。

なお、これらの操作はマウスでも可能。タイトルバーをドラッグしながら、画面の左右や上下の端に持っていってドラッグを離せば良い。更には画面のコーナー角へ持っていった場合は、ウィンドウの1/4化ができる。

Kd5_011

これを利用すると、いわゆる4画面分割というやつも可能です。

他にも、

「Winキー + PgUp」・・・ 最大化
「Winキー + PgDn」・・・ 最小化
「Alt + Tab」・・・ウィンドウの巡回

などがある。ちなみに、「PgUp」や「PgDn」はPCによっては入力しづらいケースがある。その場合、ショートカットキーを変更する方法もある。

ここらへんのショートカットの変更については「システム設定」を起動して、「ワークスペース:ショートカット > Global Shortcuts > KWin」とたどれば良い。

Kd5_021_

 

 

【2:仮想デスクトップ関連】 

 ① 仮想デスクトップ数の変更  

Kd5_033_

「システム設定」を起動して、「ワークスペース:デスクトップの挙動 > 仮想デスクトップ」とたどれば良い。

Kd5_035_3_

 

 ② 仮想デスクトップ単位での、全ウィンドウ表示【Ctrl + F8】  

Kd5_041

『Ctrl + F8』で、どこの仮想デスクトップにどのウィンドウがあるかが判断できます。

なお、画面右下の方にある「ー」や「+」をクリックすると、仮想デスクトップを減らしたり、増やしたりすることが可能です。

Kd5_041_cut_2

 

 

 ③ 同一仮想デスクトップ内の全ウィンドウ表示【Ctrl + F9】

Kd5_042

現在使用している仮想デスクトップ内のウィンドウを一覧表示します。

 

 ④ 全仮想デスクトップ内の全ウィンドウ表示【Ctrl + F10】

Kd5_001

『Ctrl + F9』に似てますが、こちらは全ての仮想デスクトップのウィンドウをすべて表示します。

 

 ⑤ デスクトップの表示【Ctrl + F12】

現在使用している仮想デスクトップのウィンドウをすべて最小化します。

 

 ⑥ 同一クラスのアプリのみ表示【Ctrl + F7】

任意のアプリを選択中に、『Ctrl + F7』を打つと、それと同一のアプリのウィンドウのみ表示される。

Kd5_043_

(kate の例。1つのkate を選択後、『ctrl + F7』を打つと、起動中のすべてのkateが表示される)

 

 ⑦ 仮想デスクトップの巡回

マウスを使用している場合は、ウィンドウとかぶらないところ(デスクトップの部分)で、ホイールをくるくる回すと、仮想デスクトップが切り替わる。

また、ショートカットキーに関しては「Ctrl + F1」〜「Ctrl + F4」までは「仮想デスクトップ1」〜「仮想デスクトップ4」まで飛ぶことができる。

 

 

【3:KDE Activity関連】 

「KDEデスクトップアクティビティ」もまた「仮想デスクトップ」と説明されるケースがあるようですが、先に述べた仮想デスクトップよりも「上位の仮想デスクトップ」と考えると良いかもしれません。

Kd5_055_

 

 ① アクティビティの追加

K_032_k_wall_3

デスクトップの適当なところを右クリックし、「アクティビティ」を選択。

Kd5_053_

あとは上図のように「アクティビティの作成」をクリックして作成すれば良い。

 

 ② アクティビティの切り替え  

上図の右クリックからの「アクティビティ」を選択し、画面左端に表示されるアクティビティを選択すれば可能だが「Winキー + Tab」のショートカットキーからの方が手早い。

なお、各アクティビティ内の仮想デスクトップの操作は、先に述べたショートカットキーが使用できる。また、壁紙やウィジェットなんかは各アクティビティ単位で変更が可能だったりします。

 

※ アクティビティ切替時の「切り替え元の仮想デスクトップ番号」を記憶させる設定について  

デフォルトではアクティビティを切り替えた際、切り替え元の仮想デスクトップを記憶していません。

例えば「アクティビティ1:仮想デスクトップ3」から「アクティビティ2」に切り替えるとします。すると、「アクティビティ2:仮想デスクトップ3」へ切り替わります。次に、アクティビティ2内で仮想デスクトップ1に切り替え、再び「アクティビティ1」に切り替えるとします。すると「アクティビティ1:仮想デスクトップ3」に戻らず、「アクティビティ1:仮想デスクトップ1」へ移動します。つまり、標準の状態では「アクティビティ」を切り替えた際、仮想デスクトップ番号は変わらない、ということです。

これは微妙に使いづらいので、「切り替え元の仮想デスクトップを記憶させる設定」の方が良いかと思われます。

設定変更の手順は以下です。

Kd5_056_

「システム設定」を起動して、「ワークスペース:デスクトップの挙動 > アクティビティ > Switchingタブ」とたどり、「Remember the current virtual desktop for each activity (need restart)」をチェック。PCを再起動させれば、設定は終了となります。

(終)

 

 

 

【関連ページ】
 ・Linuxはそんなに難しいのか(5)システム設定関連  
 ・KDE は Oxygen が ス・テ・キ ♪ 
 ・ログイン画面や待機画面の変更(KDE5)  
 ・いまさらながらのConky(1)〜起動と終了〜透明化設定♪  

 

 

 

 

 

ログイン画面や待機画面の変更(KDE5)

K_002_login_

KDE5でのログイン画面や待機画面などの設定変更関係のメモ。変えられるところがいくつかあって、どれがどれだか忘れることがあるので。

なお、PCを起動させるとKDE5の場合は以下のように画面が変わってく。

①ログイン画面 → ②ローディング画面 → ③デスクトップ画面 ↔ ④待機画面(スリープ時)

ということで、それぞれの変更について。

なお、作業環境は Debian10 KDE5 になります。

 

【①:ログイン画面の変更】   

①ログイン画面 → ②ローディング画面 → ③デスクトップ画面 ↔ ④待機画面(スリープ時)

K_002_login_

「システム設定」を起動してから、「ワークスペース:起動と終了 > Login Screen (SDDM)」と進めばOK。

K_012_lock_ya

 

【②:ローディング画面の変更】   

①ログイン画面 → ②ローディング画面 → ③デスクトップ画面 ↔ ④待機画面(スリープ時)

K_003_load_cut_

「システム設定」を起動してから、「外観:ワークスペーステーマ > Splash Screen」と進めばOK。

K_013_load_

 

【③:デスクトップ画面の変更】   

①ログイン画面 → ②ローディング画面 → ③デスクトップ画面 ↔ ④待機画面(スリープ時)

K_004_desk_

「壁紙」を変更したい場合は、デスクトップ画面の適当なところで右クリックして「Configure Desktop」を選択すると、そこから変更可。

K_032_k_wall_2

「デスクトップテーマ」を変更したい場合は「システム設定」を起動してから、「外観:ワークスペーステーマ > デスクトップテーマ」と進めばOK。

K_014_desk_ya

 

 

【④:待機画面(スリープ時)の変更】   

①ログイン画面 → ②ローディング画面 → ③デスクトップ画面 ↔ ④待機画面(スリープ時)

K_005_lock_

「システム設定」を起動してから、「ワークスペース:デスクトップの挙動 > スクリーンロック > Appearanceタブ」と進めばOK。

K_015_lock_rya

 

 

 

 

【関連ページ】
 ・KDE は Oxygen が ス・テ・キ ♪ 
 ・Linuxはそんなに難しいのか(5)システム設定関連  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年12月22日 (日)

Linuxで画面&タッチスクリーンを90度回転 (Debian10 KDE)

出先で使うのに重宝するレッツのRZシリーズ。
この機種、液晶がタッチスクリーンになっていて、液晶部を180度逆に折りたたむとタブレット化できるんですが、画面を90度回転させる際、タッチスクリーン設定で少々手間取ったのでメモ。画面を回転させず、横長状態でそのまま使うには何の苦労もないのですけれどもね・・・。

263_

ということで、以下作業手順です。なお、作業環境は以下となります。

PC ・・・ Let's RZ
OS ・・・ Debian GNU/Linux 10 KDE

 

【1:画面の回転】 

M_002_r

上図のようにKDEシステム設定から変更可。

 

コマンドで回転作業を行う場合は、

$ xrandr -o right (右に90度回転)
$ xrandr -o left (左に90度回転)
$ xrandr -o inverted (180度回転)
$ xrandr -o normal (デフォルトに戻す)

で、可。
ただし、上記のコマンドの場合、ウィンドウのタイトルバーのところの文字サイズが変わったりすることがあるので、

$ xrandr --output ディスプレイ出力端子名 --rotate right (右に90度回転)
$ xrandr --output ディスプレイ出力端子名 --rotate left (左に90度回転)
$ xrandr --output ディスプレイ出力端子名 --rotate inverted (180度回転)
$ xrandr --output ディスプレイ出力端子名 --rotate normal (デフォルトに戻す)

とすると良いかも。

ちなみに「ディスプレイ出力端子名」は

$ xrandr

と打つと、システムで利用可能な出力端子の名前 (VGA-1, HTMI-1, など) や各端子で利用できる解像度が表示されるので、そこから対象のディスプレイ名を推測する。

M_003_r

ここまでやれば画面の回転作業は終了。

さて、問題はここからで、『タッチスクリーンの設定』がこれに同期しておらず、このままでは、モニタ画面にタッチしてもカーソルが思うように動いてくれない。

ということで、『タッチスクリーンの設定』を以下のように変更する。 

 

【2:タッチスクリーンの回転】 

まず、「xinput」が必要なので、これをインストールする。

# apt install xinput

でインストール。

やり方がわからんな方は「apt-get チュートリアル(apt チュートリアル)」や「KDE パッケージ管理ソフト Apper」を参考に。

インストールが終わったら、

$ xinput list

と入力し、回転させたい対象のデバイスを探す。

M_005_r2

この機種の場合、「eGalax Inc. eGalaxTouch 〜」がタッチスクリーン、「SynPS/2 Synaptics TouchPad」がタッチパッド。今回はタッチスクリーンの方を回転させたいので、「eGalax Inc. eGalaxTouch 〜」の「ID=9」を覚えておく。

あとは以下のコマンドのどれかを打てばよい。

(右に90度回転)
 $ xinput set-prop '<device name>' 'Coordinate Transformation Matrix' 0 1 0 -1 0 1 0 0 1
(左に90度回転)
 $ xinput set-prop '<device name>' 'Coordinate Transformation Matrix' 0 -1 1 1 0 0 0 0 1
(180度回転)  
  $ xinput set-prop '<device name>' 'Coordinate Transformation Matrix' -1 0 1 0 -1 1 0 0 1
(デフォルトに戻す)
  $ xinput set-prop '<device name>' 'Coordinate Transformation Matrix' 1 0 0 0 1 0 0 0 1

<device name>のところには対象のデバイスのIDを入れる。自分の場合は、今回

$ xinput set-prop '9' 'Coordinate Transformation Matrix' 0 1 0 -1 0 1 0 0 1 (右に90度回転)

とした。

なお、「0,1」などの値については、Retired Colourmanさんの「Linuxでタッチスクリーンを回転して利用する」が詳しい。

原理は行列の回転変換。

ちなみに、右90°回転ならば

『0 1 0 -1 0 0 0 0 1』の方が正しいのでは無いかと思ったが、実際には

『0 1 0 -1 0 1 0 0 1』で良い。というか、こうしないとうまく作動しない。

この値の場合は、画面中央を基準として、座標が変換される。(終)

M_091_

 

 

【3:デフォルトに戻す】 

設定を戻したい場合は、

$ xrandr --output ディスプレイ出力端子名 --rotate normal
$ xinput set-prop '<device name>' 'Coordinate Transformation Matrix' 1 0 0 0 1 0 0 0 1

とすれば、画面もタッチスクリーンも一緒に戻る。

M_008_

 

 

 

【※ おまけその1】 

画面&タッチスクリーンを回転させるのに毎回このコマンドを打つのは面倒。ということで、スクリプト化して、ワンクリックでできるようにしてしまえ計画。

【シェルスクリプトの作成〜実行】 

《①スクリプト作成》  

vi でも kate でも何のエディタでも良いので、回転化、およびデフォルトに戻すスクリプトを作成。

<右90°回転用>・・・ファイル名は「01_right.sh」とか適当に。

#!/bin/bash
xrandr --output ディスプレイ出力端子名 --rotate right
xinput set-prop '<device name>' 'Coordinate Transformation Matrix' 0 1 0 -1 0 1 0 0 1

 

<デフォルト戻し用>・・・ファイル名は「00_def.sh」とか適当に。

#!/bin/bash
xrandr --output ディスプレイ出力端子名 --rotate normal
xinput set-prop '<device name>' 'Coordinate Transformation Matrix' 1 0 0 0 1 0 0 0 1

 

M_011_r2

 

 

《②スクリプトのパーミッションの変更》  

スクリプトのパーミッションを変更しないとそのままでは動かせないので、パーミッションを「755」に変更する。

$ chmod 755 スクリプトファイル

M_012_r

これでスクリプトが使用できるようになる。

コンソール上からは、

./01_right.sh

と打てばよいし、ワンクリック化するならば、デスクトップやシステムトレイなどにショートカットアイコンを作って動かせば良い。

M_013_r

 

 

【※ おまけその2】 

画面&タッチスクリーンを90度回転させた際、気になってくるものが1つある。

それは壁紙。壁紙もxrandrで一緒に回転してくれるのだが、基本的に壁紙のアスペクト比は「16:9」や「4:3」。90度回転後のディスプレイのアスペクト比は「9:16」や「3:4」となるため、壁紙のアスペクト比が一致せず、選んだ壁紙や設定によっては壁紙が無理やり引き伸ばされたりして、なんかビミョーな感じになってしまう。

解決方法の1つとしては、「回転しても影響の無い壁紙」を選択する。

もう1つは、アスペクト比が「9:16」や「3:4」の画像を用意して、そちらの壁紙に変更する方法がある。

KDE5でコマンドでやる場合、ちょっと長いのだが

qdbus org.kde.plasmashell /PlasmaShell org.kde.PlasmaShell.evaluateScript 'var allDesktops = desktops();print (allDesktops);for (i=0;i<allDesktops.length;i++) {d = allDesktops[i];d.wallpaperPlugin = "org.kde.image";d.currentConfigGroup = Array("Wallpaper", "org.kde.image", "General");d.writeConfig("Image", "file:////任意の画像ファイル")}'

とすると任意の画像ファイルに変更できる。

これを先のスクリプト内に記述すれば、回転と同時に画像変更してくれる。

M_015_r

M_023

(終)

 

縦長タブレット化いいですね。電車内では新聞を読むようにPDFを読めるし、いざとなったらノートPCとしてすぐ作業できるし。

ただ、タッチスクリーンタイプのノートの液晶ってベゼルの幅が大きくてデザイン的にちょっと残念なんですよね。単体のモニタには幅がスリムなもの出ているので、技術的に不可能では無いとは思うんですが・・・

ちなみにKDEシステム設定からタッチスクリーンの回転や、回転時に壁紙を同時に変更できる設定があると楽なんですが、できないものですかね。

M_024_

 

 

 

 

【参考サイト】

 ・シアターハウス:画面比率について 
 ・wikipedia:画面解像度 
 ・モニタ解像度 図解チャート&一覧 
 ・archwiki:xrandr  
 ・Retired Colourman:Linuxでタッチスクリーンを回転して利用する 
 ・ubuntu wiki:InputCoordinateTransformation 
 ・wikipedia:回転行列 
 ・wikipedia(E):Transformation matrix 
 ・コマンドラインからKDEデスクトップの壁紙を設定するには? 
 ・Ubuntu16.04LTSの画面を自動回転させる 
 ・Linuxのタッチパッドでピンチ・3本指・4本指ジェスチャーを使う 
 ・(英)How to make touch-screen scrolling work in Firefox Quantum? 
    タッチスクリーンでの2本指スクロールがChrome(Chromium)ではデフォで機能するが、firefoxでは一作業必要な話が載ってる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年10月 1日 (火)

ディスク使用量の視覚化ソフト〜Filelight

ちょっとおもしろいソフトを発見。

Fl001_

ディスクスペースの消費量、消費場所を同心円状のセグメント化された輪の組み合わせでグラフィカルに表示するソフト「Filelight」。

各セグメントをクリックすると、クリックしたディレクトリ以下を再度、同心円状に表示してくれます。

どこのディレクトリがディスクを圧迫しているとかが、一目瞭然ですね。

KDiskFree(kdf)」も良いんですが、純粋に全体的な容量把握ならこちらの方が見やすいかもしれません。

※CUI系なら、「ncdu」などがあります。

$ ncdu
# ncdu /var

などな感じで使います。

 

 

 

記事目次(PC表示のみ) 

 

 

 

 

2018年8月17日 (金)

KDE は Oxygen が ス・テ・キ ♪

KDEはやっぱり「Oxygen」が Good。

011_1  
Debian7 のときは標準でこんなデザインでした。う〜ん、美しい。 
 
そもそも、Oxygen は KDEが v3〜v4への移行するときに、KDEのデスクトップの外見を一新することを目的として始められたプロジェクトから来てるみたいですからね。KDEと相性は良いかと。
 
Debian9 では残念ながら Oxygen がデフォルトではないので、見た目を Oxygen 化します。
 
まず、「KDEシステム設定」を起動します。
 
001_1_2
  ↓
002_1_2  
Oxygen 化に関わりのあるのは主に「ワークスペーステーマ」「アイコン」「アプリケーションスタイル」のところ。
 
まず、「ワークスペーステーマ」のところから。
 
 
「ワークスペーステーマ」  
 
002_
 
 
 
「アイコン」   
 
003_
 
 
 
「アプリケーションスタイル」  
 
004_2
 
 
005_1_2
 
以上で終了です。
色のところも若干ありますが、そこはお好みで。
最後にPCを再起動させれば、完全に設定が反映されます。
 
では、Oxygen ライフをお楽しみ下さい♪
 
 
 
 
 

Debian 9 KDE ノートPC タッピング有効化 vol.3

Debia9 KDE のインストール直後は、ノートPCでのタッチパッドのタッピングが機能しません。
 
ということで、タッピング有効化の設定です。
以前に比べ、設定はかなり楽になりました。
 
では、行きます。
 
まず、「KDEシステム設定」を起動します。
001_1

下の方に「入力デバイス」というのがあるので、それを選択。
002_1  
 
「タッチパッド」を選択。
003_1
 
005_1
「Mouse Click Emulation」にチェックを入れて、「適用」を押せば終了です。
 
う〜ん、昔に比べてかなり楽になりました♪
 
 
★ おまけ
マウスの「シングルクリック」による操作が嫌な人は、以下で「ダブルクリック」へ変更出来ます。
006_1
 
参考までに。
 
 
 
 
【KDE関連】
 ・KDE は Oxygen が ス・テ・キ ♪ 
 
 
 
 
 
 

2018年6月18日 (月)

KDevelop5 tips:viモード入力 / コメント化

 

〔KDevelop5 にて vi 入力モード〕

063
「編集 > Input Modes > vi-mode」と進めばよろし。
「Alt+E → M → V」と入力しても可。
 
※ vi 入力モードをデフォルト設定にしたい場合は、
 設定 > KDevelop を設定 >> エディタ  > 編集
と進み、「Input Mode」の項目を
 Normal Mode → VI 入力モード
に変更するとよい。
 
ただし、上記の設定は Kate と連動しているため、ここで「VI 入力モード」設定すると、Kateでもデフォルトで「VI入力モード」となる。
それを避けたい場合は、「Alt+E → M → V」と毎回やるのが吉かも。

  
 
 

〔コメント化〕 
 コメント化は、対象の行を選択してから、「Ctrl + D」でいける。
 コメント化解除は、「Ctrl + Shift + D」でいける。

 参考までに。

 
 
 

〔関連ページ〕
 ・KDevelop5 インストール〜「Hello world!(C言語)」まで 

 
 
 
 
 
 
 
 

2018年6月10日 (日)

KDevelop5 インストール〜「Hello world!(C言語)」まで

KDevelop5 を使ってみたので、そのメモ。
ちなみに当然ながら、使用環境は「Debian GNU/Linux 9 KDE」です。

002__2

 
 

〔① KDevelop5 のインストール〕

052_1

パッケージ名は「kdevelop」。上図はApperでのインストール例。
Apperの使い方については『KDE パッケージ管理ソフト Apper』を参考に。
もちろん、

# apt-get update
# apt-get install kdevelop

でも可。
 
日本語関連パッケージは「kdevelop-l10n」。う〜ん、開発陣に感謝です。
 
ちなみに、この時点で、「cmake」パッケージもインストールしておくと良いです。
053_2
理由は後述。
 
 

〔② KDevelop5 の起動〕

001_2

「KDEメニュー > アプリケーションタブ > 開発 > KDevelop」
 
 
002__3
 (起動初期画面)
 
 
 
〔③ Hello world までの準備〕
 
002_3  
 
上図の「New Project」をクリックし、Hello world!を作成するためのプロジェクトを作成する。
 
ちなみに、上図のところに「User Manual」「Handbook」などがありますが、これらをクリックすると、マニュアル情報にアクセスできたりします。
 
003_
 
 
 
話が脇道が逸れましたが、「New Project」をクリックすると以下の画面になります。
 
011_2
 
今回は、

① Standard
② Terminal
③ Test_Hello (名前はテキトウ)
④ 次へ

としました。
 
012

バージョン管理システムを聞かれますが、とりあえず「なし」でそのまま「完了」。

 

すると、下図のように、「ビルドディレクトリを設定〜」と出てきます。
013_

デフォルトのまま、「OK」をクリック。
ちなみに、ビルドディレクトリのところに、作成されたプログラム(今回はHello Worldプログラム)が置かれることになります。

下図のような画面に移ります。なんかすでに「Hello, World!」がありますけどね。

021

 

ちなみに、左の方にある「プロジェクト」をクリックすると・・・
021_cut2

 
こんな感じになります。
 
022
 
 
 
ビルドされたプログラムの実行においての起動設定をはじめにやっておきます。
 
024_

「実行 > 起動設定」と進みます。
 
 
025
 
上図の画面になるので、下図のように「Add New... > test_hello(プロジェクト名)」と進みます。
 
031_2
 
 
032_
 
そのまま「OK」をクリック。設定終了。
 
 
 
 
〔④ Hello world のビルド、および実行〕
 
「ビルド」の図。
022_b
 
 
 
「実行」の図。
033_x
 
以上、「Hello world!」までの道のりでした。 
 
 
 
 
 
※ おまけその1
 ソースファイルと実行ファイルの保存先について
 
 詳細は下図。
 
041_

ソースファイルは、
 「/home/user名/projects/プロジェクト名」に「main.cpp」で保存されます。
実行ファイルはデフォルトならば、
 「/home/user名/projects/プロジェクト名/build」に作成されます。
 
 
 
 
※ おまけその2
 
044_


「Could not load project management plugin KDevCMakeManager.」なるエラーが出ることがあります。
「cmake」パッケージをインストールすると、多分解決するのではないかと。
 
 
 
 
〔関連ページ〕
 ・KDE パッケージ管理ソフト Apper  
 ・KDevelop5 tips:viモード入力 / コメント化 
 
  
 
【外部サイト】
 ・arch linux : KDevelop (cmakeの話が載っていた。感謝。)
 
 
 
 
 
 

2017年12月25日 (月)

KDE ファイル関連付け 〜 epsファイル を Okular で 〜

KDEに標準についている、多機能ドキュメントビューワ「Okular」。epsファイルも読み込めます。しかしDebian9では、epsファイルをダブルクリックしても、他のパッケージが選択されていて「Okular」で読み込んでくれません。

ということで、ファイルのダブルクリックで「Okular」が起動するよう設定変更。

ちなみに作業環境は「Debian9 KDE」です。

 
 

【① 「システム設定」の起動】

001
(KDEメニュー > アプリケーション > 設定 > システム設定)

 
 

【② 「ファイルの関連付け」の起動】

003_r

アプリケーションをクリックすると、以下のようになるので、「ファイルの関連付け」をクリック。

004_r

 

005  

ここから、ファイルの関連付けを変更します。

  
 

【③ 「ファイルの関連付け」の変更】

今回は、「epsファイル」に関しての変更なので、とりあえず以下の赤丸のところに「eps」と入れて「enter」。検索かけます。

006_r2

eps関係のものが引っかかりましたね。 

008_r

調べてみると、①の「x-eps」に「.eps」が含まれているので、①を選択後、②のOkularを③「上へ移動」で上に移動させ、Okularの優先順位をトップにさせる。

009

最後に「適用」ボタンをクリックすれば終了。

 

これで、「epsファイル」をダブルクリックすれば、「Okular」で開くようになる。

010_r

 

以上、終了です。

 
 
 
 

〔関連記事〕
 ・KDE4.8:KDEメニュー登録 / ファイルの関連付け 

 
 
 
 
 
 
  
 
 

2017年11月 3日 (金)

Debian9 - 個人的 KDE セッティング

【KDEシステム設定(KDE5.28)】
000_ 

 

【①:デスクトップテーマ】 
0102_

 
 

【①:Splash Screen Theme】 
0104

 
 

【②:アイコンテーマ】
0201_

 
 
 

【③:アプリケーションスタイル > ウェジットスタイル】
0301_  

 
 

【③:アプリケーションスタイル > GNOME ウェジットスタイル】 
0303_

 
 
 

【④:仮想デスクトップ】
0405

 
 
 

【⑤:デフォルトのアプリケーション/ファイルの関連付け】
0501

 
 

【⑤:個人のファイルの場所】 
0503

 
 
 

【⑥:入力デバイス > マウス(ダブルクリック化)】
0602_

 
 

【⑥:入力デバイス > タッチパッドの設定(タッピング有効化)】
0604_

 
 
 
 

【⑦:ディスプレイとモニタ > Displays】
0701

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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