カテゴリー「ゲーム」の3件の記事

2018年8月23日 (木)

Linux で マスターマインド!(ヒット・アンド・ブロー)

011

たまたま見つけたパズルゲーム MasterMind。
もともとはボードゲームから来ているらしく、「ヒット・アンド・ブロー」とも呼ばれる。

かなり歴史の長いゲームらしいのだが、知らんかった。
で、とりあえず遊び方をば。

 

【初期画面】
001_0

本来のボードゲームでは2人で行うもので、相手方が「色付きの玉(本来はピン)を横に4つ並べ」て隠し、その色の配置を当てるというもの。

で、とりあえず配置がわからないので、最初は適当に配置する。
    ↓

001
(適当に4色の玉をおいてみたの図)
 
 
 

すると、今回は右側に「赤丸(bull)」1つと、「白丸(cows)」2つが付いた。

001_r

 

これは、

赤丸(bull) → 色も位置も一致しているピンがひとつある
白丸(cows)→ 色は一致しているが、位置が違うピンがひとつある

を示している。

ということで、これをヒントに答えを探すわけとなる。

 

002  003

 

012

 

数独よりもライトにできる感じで、頭の体操をちょっとしたいという時は良いですね。

 

ちなみにインストールする際のパッケージ名は「mastermind」まんまになります。

500

 
 
 
 

〔関連ページ〕
 ・KDE パッケージ管理ソフト Apper  (KDEでのインストール) 
 ・〜コーヒーブレイク〜 懐かしのゲームたち 
 ・Debian GNU/Linux KDE に 0 A.D.をインストール     

 
 
 
 
 
 

2014年10月13日 (月)

wheezyで LinCity 日本語化

この前、たまたまDebianで気軽にインストールできるゲームを探していたら、まるでSimcityのようなゲームを見つけた。
 
 Lincity_003_r

「LinCity」。
かなり前からあったようです。
全く知らんかった。
こんなソフトがフリーで出来るとは驚きです。

この「LinCity」。
Debianのmainアーカイブに登録されているので、手軽にインストールできます。
コンソールでルート権限になって、

# apt-get update
# apt-get install lincity-ng

でインストール終了です。
当然Apperでのインストールも可能です。

ちなみに、インストールパッケージ名を「lincity-ng」とせず、「lincity」とすると旧バージョンのしょぼい感じのものがインストールされるのでご注意を。

 

さて、こやつはインストール自体は簡単なのですが、起動すると文字化けが・・・。

 

Lincity_005

うをーい。なんでやねん。
いわゆる豆腐くん状態です。

とりあえず、コンソールから、

$ LANG=C lincity-ng

と起動すると、豆腐ではなくなりますが、今度は英語表記に。
 
 Lincity_001

まぁ、このままでもプレイは出来るんですが、どうせなら日本語化させてやりたい。

で、色々調べてみると、日本語表記にするためには「LinCityの設定が保存されているディレクトリ(フォルダ)」に「日本語のフォント」を配置する必要があるらしい・・・。

ということで、やってみました。

題して「wheezy で LinCity-NG 日本語化」です。
ちなみに毎度のことながら作業で使ったDebianは「wheezy KDE」です。

 

【日本語化の手順】

(1)Lincity のインストール
(2)日本語フォントを収納するディレクトリ(フォルダ)の作成(./lincity-ng下に作成)
(3)日本語フォントを(2)で作成したディレクトリにコピー
(4)コピーした日本語フォントを「sans.ttf」にリネーム →日本語化終了

流れは上記のようになります。
さて、では実際にやってみましょう。

とりあえず「(1)Lincity のインストール」は終わっているものとします。

(2)日本語フォントを収納するフォルダを作成

  まず、Dolphinを起動させます。

001_r  

 すると、以下のような状態になります。

002_2  
 
 ホームディレクトリが表示されていますね。
 ホームディレクトリとは、Windowsで言う「マイドキュメントフォルダ」のようなものです。
 さて、Dolphinは標準状態では隠しファイルが表示されないので、強制的に表示サせましょう。
 Dolphinの設定ボタンをクリックし、「隠しファイルを表示」をクリックします。

003_r_2

 すると、以下のように隠しファイルがずらっと表示されます。

004

ちなみにLinuxでは、ファイル名(ディレクトリ名)の頭に「.」(ドット)を付けると隠しファイル扱いになります。このファイル、「ドットファイル」なんて呼ばれたりします。

さて、この中に「lincity-ng」の設定ファイルを保存するディレクトリ(フォルダ)があるので探します。 

004_r

上記のディレクトリをクリックします。

 005

このディレクトリに、日本語フォントを収めるディレクトリを作成します。
作成するディレクトリ(フォルダ)名は「fonts」です。 

006_r

007_r  

008

 ディレクトリ作成完了です。

 当然のことながら、fontsディレクトリの中には何のファイルも入っておりません。
 009

 
 
 

(3)日本語フォントを(2)で作成したディレクトリにコピー

さて、日本語フォントなんですが、システムにあるフォントをそのまま使うのが一番楽そうなので、自分のシステムからコピーしましょう。

まず、日本語フォントを探す準備をします。
以下のボタンを押して、Dolphinを分割表示しましょう。

009_r

 

すると、以下のように分割表示されるので、左側にある「ルート」をクリックします。 

011_r

   ルートディレクトリ以下が表示されましたね。 

012
 「/usr/share/fonts/」とだどりましょう。そこにさまざまなフォントがあります。

 

015
「.ttf」というのがフォントファイルです。
日本語のフォントであればどれでも良いのですが、たまたまIPAフォントが目に入ったので、IPAフォントで行ってみます。

 

015_r

ゴシックの方を見ると「ipag.ttf」と「ipagp.ttf」がありますが、「p」が付いたものはプロポーショナルフォントになります。プロポーショナルフォントの方が見栄えが良いようなので、今回は「ipag.ttf」ではなく「ipagp.ttf」を選びました。
ちなみにすぐ下にある「ipamp.ttf」でも構いません。 
 

017_r

(2)で作成したディレクトリにこの日本語フォントをコピーすればokです。
コピーはマウス左のドラッグでも行けますし、「ctr-c > ctr-v」でも行けます。

以上でコピー終了です。
(ちなみにリンクファイルでも良い。)

 
 

4)コピーした日本語フォントを「sans.ttf」にリネーム

さて、日本語フォントのコピーは終了しましたが、「LinCity」君は起動時にfontsディレクトリに「sans.ttf」というフォントがあれば、それを参照するようになっているようです。
なので、今回コピーしたファイルを「sans.ttf」にリネームします。

 

018_r2

 020_r

 

021_r

 以上で、完了です。

 あとは普通に起動すれば、日本語で表示されます。

 

022

 

ついでにおまけです。
コンソールが扱える方は、以下のコマンドを打てば以上の作業はサクっと終わります。

$ mkdir ./.lincity-ng/fonts
$ cp /usr/share/fonts/opentype/ipafont-gothic/ipagp.ttf ./.lincity-ng/fonts
$ cd ./.lincity-ng/fonts/
$ mv ./ipagp.ttf ./sans.ttf

 

 023_2


 
 

〔関連ページ〕
 ・KDE パッケージ管理ソフト Apper(GUIでのソフトウェアのインストール手法・・・KDE限定)
 ・apt-get チュートリアル(CUIでのソフトウェアのインストール手法・・・Deb系共通)
 ・〜コーヒーブレイク〜 懐かしのゲームたち
 ・LinCity のフォントを「みかちゃんフォント」にしてみた
 ・Debian wheezy にフォントを追加する 
 
 
 
【外部リンク】
 ・UNIX入門 ~初心者のためのUNIX/Linux講座~
   http://www.k4.dion.ne.jp/~mms/unix/index.html
 
 
 
 

2014年9月15日 (月)

〜コーヒーブレイク〜 懐かしのゲームたち

Windowsを使い始めの頃、付属したミニゲームで時間をよく潰していました。

そんな懐かしのミニゲーム、Linuxにもあったりします。
ということで、いくつかご紹介。
(KDE系の話になりますので、Gnome系には無いものがあるかもしれません。)
 

【爆弾探し:KMines】

073_kmines3

某マイン・ス○ーパにハマった人には懐かしのゲーム。
中毒危険。一時休憩のつもりが、気がつくと1時間は経っていたということも何度か。
 
インストールする際のパッケージ名は「kmines」。

 
 

【カードゲーム:KPatience - Patience Card Game】

006_kpat_r

005_kpat_r

自分がハマったのはスパイダーですね。
クリアしたあの達成感がたまらない。
ただ、1回クリアするのに結構時間がかかるので、コーヒーブレイク程度では済まないゲームです。
ハマると丸一日潰れることがあるので要注意です。

インストールする際のパッケージ名は「kpat」。

 
 
 

【リバーシ:KReversi】

075_rev

いわゆるオセロです。
これもやったらキリの無いゲームですね。

インストールする際のパッケージ名は「kreversi」。

 

いやぁ、こんなんでたくさん時間を潰したなぁ・・・。

  
 
 

〜番外編〜

Linuxで出会ったミニゲームたち編です。
これはこれでけっこう面白い。

 

【ボール閉じ込めゲーム:KBounce】

072_kbounce


自分のブロック領域を広げて、ボールを狭い領域に閉じ込めていくゲームです。
ステージをクリアするごとにボールが増えていきます。
ボールが8個超えるくらいになると、結構死ねます。

072_kbounce_r
インストールする際のパッケージ名は「Kbounce」。
 

 
 

【五目並べ:Bovo】

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いわゆる五目並べです。
意外にコンピュータは強くて、なかなか勝てません。
これが初五目だったのですが、やりこんでみると五目並べは意外と奥が深いと思いました。

インストールする際のパッケージ名は「bovo」。
 
 
 
【数独:KSudoku】
 
071_sudoku

数独もあったりしてちょっとびっくり。
これがフリーでできるとは・・・。
 
インストールする際のパッケージ名は「ksudoku」。
 
  
 

【KGoldrunner】

075_gold3

某、○ードランナーを彷彿とさせるゲーム。
これがわかる人は多分ファミコン世代ですね。(笑)
ステージクリアするごとに難易度が徐々に上がります。

チャンピョン級のステージはハッキリ言って死ねます。
 
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インストールする際のパッケージ名は「kgoldrunner」。

 
 

と、まぁこんな感じです。
この他にもミニゲームはたくさんあるのですが、知ってしまうと中毒化しそうなので、他は手をかけていませんね。

気になる方はご自身で探してみてください。
 
ちなみに上記に挙げたゲームたちはDebianの公式リポジトリにあるものなので、当然のことながら全てフリーになります。
 

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〔関連ページ〕
 ・KDE パッケージ管理ソフト Apper(GUIでのソフトウェアのインストール手法・・・KDE限定)
 ・apt-get チュートリアル(CUIでのソフトウェアのインストール手法・・・Deb系共通)
 ・wheezyで LinCity 日本語化
 ・0ad 初心者チュートリアルの起動まで
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【外部サイト】
 ・http://www.kde.org/applications/games/

 
 
 
 
 
 
 
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