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2017年12月26日 (火)

gnuplot で eps 取扱いメモ

gnuplot での eps ファイル関係のメモ。

gnuplot を全く使ったことがない人は『gnuplot で比例・反比例のグラフを作ろう gnuplotの起動〜直線(一次関数)を表示させてみる』を先に読んだ方が幸せになれるかも。
 
とりあえず、

$ gnuplot

と gnuplot 起動後、

set terminal postscript eps color enhanced

と入力。

001_r

これで、出力対象が「eps」に。
ただ、この状態でいきなり

plot x

などとすると、大変なことになる。(eps の生データを吐き出す?)

E_202
(「勘弁して〜」な感じになる。上記の形になったら、exit などとして、gnuplotを起動し直した方が良い。)

関数を表示させるコマンドを打つ前に、出力先のファイルを指定する。

set output "出力先としてのepsファイル名"

 

すると、基本的には「ホームディレクトリ」にその「epsファイル」ができている。サイズは0の空ファイルですが。

002_r3

この状態で、やっと「plot x」などができるようになる。

ところで、試しに

plot x

としてみると・・・

003_r

「wxt」や「qt」ターミナルのように、グラフは出てきません。
しかし、観察してみると、epsファイルのサイズが変わっています。

先程作ったepsファイルにデータが出力されたんですね。

 

ということで、epsファイルを確認してみましょう。

KDE向けの高機能ドキュメントビューワ「Okular」でepsファイルを確認してみます。

004_r

005

無事、できていますね。

ちなみに、他のコマンドを打つとどうなるかというと・・・
 
006

 

同じファイルにグラフが追加されていきます。

007

ここが、「wxt」や「qt」ターミナルと違うところですね。

もし、epsファイルの中身をクリアしたければ、もう一度

set output "出力先としてのepsファイル名"

を入力すれば、ファイルの中身は空になります。

010_r  

この状態で、また関数のコマンドを打てば良いです。

011  

(終)
 
 
 
※1 epsビューワについて
 gnome な方は「Evince」というパッケージがおすすめのようです。
 「Okular」同様、自動再読込みに対応しています。
 
 
※2 Debian9 KDE におけるepsファイルの関連付けに関して 
 2017現在、Debian9 KDE において、デフォルトでは epsファイルをOkularで開く設定になっていない。epsファイルのダブルクリックでOkularが起動するようにするためには設定を変更する必要がある。
 設定の変更については『KDE ファイル関連付け 〜 epsファイル を Okular で 〜』を参考に。
 
 
 
※3 できたはずのepsファイルがビューワで真っ白表示
 できたepsファイルをビューワで読み込むと、なぜかグラフが表示されず、真っ白なケースがある。epsで使えないフォントを扱うとこのケースに遭遇するような気がします。フォント関係を疑うと良いかも。
  
 
 
  

〔関連ページ〕
 ・gnuplot5 で気軽に svg ファイル保存
 ・KDE ファイル関連付け 〜 epsファイル を Okular で 〜  
 ・gnuplot でヒストグラム・度数分布多角形づくり

  
 

【外部サイト】(eps関係) 
 ・論文に使えるグラフを作る(その1)
 ・gnuplot での eps 出力の Tips (2016年版) 
 ・gnuplotコマンド集 グラフの保存 

  
 
 
 
 
 
 
 

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