0 A.D.日本語化 with Linux KDE
数年ぶりに 0ad をインストールしてみた。
日本語化の仕方をすっかり忘れていたのでそのメモ。
ちなみに作業したデストリは Debian9 KDE です。
日本語化の情報はありがたいことに
https://trac.wildfiregames.com/wiki/Installing_East_Asian_Locales
に載っているのですが、日本語訳の部分はちょっと情報が古いのと、Linuxに関しては情報が少しわかりにくい。
ということで、日本語化の手順について。
ちなみに、「0 A.D. はインストール済み」とします。
(Debian GNU/Linux9でのインストール例は、「Debian GNU/Linux KDE に 0ad をインストール 」を参考にどうぞ。)
【日本語化の手順】
(1)日本語化のためのzipファイルをダウンロード
(2)zipファイルを「~/.local/share/0ad/mods/xxx」に配置
(3)「Tools & Options > MOD Selection」からファイルを有効化
(4)0 A.D. 再起動(終)
(1)日本語化のためのファイルをダウンロード
とりあえず、
http://sourceforge.net/projects/zero-ad/files/releases/locales/
から、日本語化のパッケージをダウンロード。
「ja-lang-0.0.22.zip」が最新だったので、これをダウンロードする。
(2)ファイルを「~/.local/share/0ad/mods/xxx」に配置
ダウンロードしたファイルをzipのまま、「~/.local/share/0ad/mods/xxx」に配置する。「~/」はホームディレクトリの意味です。ちなみにxxxの部分は「jafonts」や「japanese」などとすれば良い。
まずは、Dolphinを起動する。
起動すると以下のような状態になります。
ホームディレクトリが表示されていますね。
ホームディレクトリとは、Windowsで言う「マイドキュメントフォルダ」のようなものです。
さて、観察してみると、「.local」フォルダ(ディレクトリ)が見当たりません。Linuxでは、ファイル名(やディレクトリ名)の頭に「.」(ドット)を付けると隠しファイル扱いになります。このファイル、「ドットファイル」なんて呼ばれたりします。
Dolphinは標準状態では隠しファイルが表示されないので、強制的に表示させましょう。
Dolphinの設定ボタンをクリックし、「Hidden Files(隠しファイルを表示)」をクリックします。
すると、以下のように隠しファイルがずらっと表示されます。
この状態で、「.local > share > 0ad > mods」と辿ります
「mods」以下に「jafonts」や「japanese」などのフォルダを作成し、zipファイルを配置(ダウンロードしたzipファイルをコピー)すれば終了です。
(配置完了の図)
(3)「Tools & Options- > MOD Selection」からファイルを有効化
まずは 0ad を起動し・・・
「Tools & Options- > MOD Selection」と辿ります。
「ja-lang」を選択してから、「Enable」をクリック。
上図のようになるので、「Save Configuration」を選択してから、「Start Mods」をクリックすると、0 A.D. が再起動。
以上、日本語化完了♪
【関連ページ】
・0 A.D. 初心者チュートリアルの起動まで
・Debian GNU/Linux KDE に 0 A.D. をインストール
・wheezyで LinCity 日本語化
<外部サイト>
・ 0 A.D. Japan
・火 wildfire GAMES : Hotkeys .
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