« 記事目次(PC表示のみ) | トップページ | gnuplot で比例・反比例のグラフを作ろう gnuplotの起動〜直線(一次関数)を表示させてみる »

2013年12月27日 (金)

gnuplot グラフ-座標平面づくり

gnuplot で比例・反比例のグラフを作ろう gnuplotの起動〜直線(一次関数)を表示させてみる』の続きです。

さて、直線や、放物線の式の入力の仕方は良いとして、問題は座標平面です。
これでは中学生には使えません。ということで、座標平面を作りましょう。

 下の図のように、『set zeroaxis』と入力してください。

01_ziku_01

 これで、軸の設定が中央になったはず・・・なんですが、実際に表示されているグラフの軸は変わらず。設定を反映させるためには、面倒なんですがもう一度式を入力させる必要があります。入力させる式は何でも良いです。
もう一度『plot x』としてみましょうか。

01_ziku_02

中央に座標軸ができてますね。点線ですけど・・・。
ということで、座標軸を実線で太くしましょう。
『set zeroaxis lt -1 lw 1.5』を入力後、何かの式を入力してください。
 ちなみに
   lt は線の種類
   lw  は線の太さ
 を表しています。

01_ziku_03

おぉ、さっきより良くなりましたね。ところで外枠の数字を中央の軸に移したい。ということで、
  『set xtics axis』
  『set ytics axis』
  『set x2tics axis』
  『set y2tics axis』
を入力して、『plot x』。

01_ziku_04_r2

数字が中央の軸に移り、だいぶそれっぽくなってきました。
でも数字が2種類かぶってますね。片方を消しましょう。
  『set format x2 ""』
  『set format y2 ""』
と入力します。

01_ziku_05_r2_2

片方の数字が消えました。
ところで、グラフ右上の凡例が邪魔ですね。

01_ziku_04r

非表示にしましょう。

『unset key』
で非表示にできます。

01_ziku_05_2

いい感じです。
さて、グラフをよく観察してみると、x軸とy軸の値の比率が違うようで、グラフが横長になっています。
これを修正します。
 『set size ratio -1』を入力します。

01_ziku_06

かなりいい感じに仕上がって来ました。

そろそろ細かなグリッドが欲しいですね。
 『set grid x2tics』
 『set grid y2tics』
を入力します。

01_ziku_06_r2

う〜ん、グリッドをもっと細かくしたい。
ということで、
 『set x2tics 1』
 『set y2tics 1』
を入力。

01_ziku_07_r2

グリッドが1メモリずつになりました。
もし、グリッド線の太さ等を変えたければ
 『set grid x2tics lt 3 lw 0.5』のように入力してください。
数値はご自身で調整を。

ところで軸のメモリは余計ですね。メモリの長さを0にしましょう。
 『set tics scale 0』を入力します。

01_ziku_08_r2

座標軸が綺麗になりました。

さて、座標軸の数字の0は余計ですね。強制的に変更しましょう。
ついでに4メモリ間隔にしちゃいます。
 『set xtics ('-4' -4 ,'' 0,  '4' 4)』
 『set ytics ('-4' -4 ,'' 0,  '4' 4)』
を入力します。

01_ziku_09_r2

じゃじゃ〜ん。できました。

試しに『y=2x』のグラフを作ってみますか。
 『plot x*2』と入力。

01_ziku_10_test01

・・・。できたけど、なんか細長い・・・。

では、反比例の『y=6/x』のグラフはどうなるんだろか。
 『plot 6/x』と入力。

01_ziku_10_test02

間違ってないけど、何かが違う・・・。

ということで、平面座標の範囲を指定しましょう。
 『set xrange [-8:8]』
 『set yrange [-8:8]』と入力。

01_ziku_10_test03

おぉ!うまくいきました。

放物線行ってみますか。
 『plot x**2』と入力。

01_ziku_10_test04

いいですね!
複数の関数を一度に表示してみましょう。
やり方は、関数をカンマで区切って入力します。
例1) 『plot -x**2 , x*3/2 ,-8/x』

01_ziku_10_test05

例2)
01_ziku_10_test06

こんな感じでいかがなものでしょうか。
以上、座標平面づくりは終了です。



最後に、gnuplotの終了の仕方について。

 『exit』

と入力すれば、gnuplotは終了させることができるんですが、その前にやっておくと良いものがあります。

それは環境設定の保存。

もし、このままgnuplotを終了させて、それからもう一度再起動させたとすると、また一から座標平面づくりのためのコマンドを打ち直さなければなりません。
なので、今まで打ち込んだ設定を保存します。
保存には『save』コマンドを利用します。使い方は『save 'ファイル名'』です。
ここでは

 『save 'test01.gnuplot'』

としました。

02_save_01


あとは『exit』と打てば、gnuplotは終了し、元のターミナル表示に戻ります。

01_ziku_11_exit


01_ziku_11_exit_keka

もし、またgnuplotを起動させたければ、
  『gnuplot』と入力してエンターを押せば良いです。

環境設定を前回の状態に戻すには
 『load 'test01.gnuplot'』
と打ってください。
そうすれば式を入力するだけで、先ほどのようなグラフをすぐに作成することができます。


以上、gnuplotにおけるグラフづくりでした。



〔目次〕
 (1)比例・反比例・放物線のグラフの作成
 (2)gnuplot で比例・反比例のグラフを作ろう gnuplotの起動〜直線(一次関数)を表示させてみる
 (3)gnuplot グラフ-座標平面づくり
 
 (補)個人的gnuplot用スクリプトその2(ファイル保存〜使用方法まで) 
   024_3
 
 
 (補)gnuplot インストールメモ
 (補)個人的gnuplot用スクリプト(旧)



 (他)gnuplot でヒストグラム・度数分布多角形づくり
02__

〔その他〕
 ・GeoGebra5 で回転体を作る!
   021




ブログ記事目次   







 

« 記事目次(PC表示のみ) | トップページ | gnuplot で比例・反比例のグラフを作ろう gnuplotの起動〜直線(一次関数)を表示させてみる »

gnuplot」カテゴリの記事

比例・反比例のグラフ作成」カテゴリの記事

コメント

This is one awesome blog article.Really thank you! Great.

Emilyさんへ

お役に立てて幸いです。
thanks!

この記事へのコメントは終了しました。

« 記事目次(PC表示のみ) | トップページ | gnuplot で比例・反比例のグラフを作ろう gnuplotの起動〜直線(一次関数)を表示させてみる »

2021年5月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ